TAKOM より1/35スケールCM-11「勇虎」&M3リー後期型が登場!

TAKOM より1/35スケールCM-11「勇虎」&M3リー後期型が登場!

2017/10/31

  • 予約
  • スケールキット
  • プラモデル

takom1031タイトル

 

現在の台湾(中華民国)は、その設立の経緯から軍事・政治的には常に微妙な地位に置かれています。ある意味では最前線にありながら、同盟国から最新鋭の装備を受領することは叶わない。厳密にいえば同盟国ですらないアメリカが台湾に供与した、いささか奇妙な出自をもつ戦車がこのCM-11「勇虎」戦車です。本車の別名(アメリカ名)はM48Hでありますが、実態としてはM60戦車の派生型である。このユニークなブレイブ・タイガーと、第二次世界大戦の実戦場での戦訓を受けて改良された、M3リー中戦車後期型が発売されます!

 

takom1031_001

 

1/35 中華民国陸軍 CM11(M48H) 「勇虎」戦車

 

M60A3戦車の供与を求めた台湾に対して、中国(中華人民共和国)への政治的配慮、妥協の産物として生まれたのがCM11戦車です。「勇虎」と猛々しい愛称こそがつけられましたが、実態としてはM60A3戦車の車体にM48A5戦車の砲塔を載せて弱体化が図られた、いわば「モンキーモデル」とも称される輸出仕様の戦車です。旧ソ連とは違ってアメリカがこのような戦車を作ること自体が大変珍しいことで、パットンファミリーの中でもとりわけユニークな存在であることは間違いありません。原型であるM60A3と比較して砲塔の装甲は薄くなったものの、主砲は同じ105mm砲を備えてベトロニクスも強化され、全体が軽量化されたことで機動性は増し、車長キューポラは実戦で定評のあるイスラエル製ウルダンキューポラに変更。弱体化どころか、むしろ台湾国内で使用するにはより相応しい戦車となって生まれ変わったのかも知れない、やはりユニークな存在です。

 

なお本車はTVアニメーション「ノブナガン」の第1話に登場し、ヒロインのしおちゃんが軍オタぶりを発揮する対象として描かれています。

 

 

takom1031_002

 

1/35 中華民国陸軍 CM11(M48H) 「勇虎」戦車w/ERA(爆発反応装甲)

 

CM11戦車採用後、台湾陸軍にも正式にM60A3配備が許可され、現在では両車でハイローミックスの運用が成されています。砲塔を中心に装甲が薄いことはCM11の弱点であり、爆発反応装甲(ERA)を追加装備することで弱点を補ったのがこちらのモデルです。ERAはフランスGIAT社製の製品が用いられ、複雑な出自を持つ勇虎がまた一枚、複雑な毛皮を纏うことになったのです。台湾陸軍ではCM11、M60A3に加えてM48A3を近代化改良したCM12戦車も配備。すべて戦後西側第2世代に属するこれらのMBTを代替する次期主力戦車計画はスタートしているものの未だ決定を見ず、今後もこれらの戦車が台湾防衛の要となり続けるでしょう。

 

TAKOMのパットンシリーズとしては既にM47系列がラインナップされていますが、はじめてリリースされるM60の系列車両がこの台湾陸軍仕様だというのは……やはりTAKOMならではですね。

 

 

takom1031_003

 

■ 1/35 米軍 M3 リー 中戦車 (後期型)

 

既に多方面で絶賛されているTAKOMのM3中戦車シリーズに、75mm主砲を長砲身化し、防御上の問題となった車体側面の大型ハッチを廃止した後期型が加わります。リー/グラントやM31戦車改修車でも見せたリサーチ力の高さは今回の製品にも十分に活かされることでしょう。戦訓を反映しM4シャーマンへといたる着実な階梯、M3中戦車の歩みを是非その手で確かめてください。そして是非M2中戦車が発売されるような……未来を……!!(そんな予定はありません)

 

 

TAKOM新作1/35スケール戦車3点は11月発売予定、ただいま好評予約受付中です。このハイペースに追随しよう!