PLUM(ピーエムオフィスエー)オネアミス王国 空軍戦闘機 第3スチラドゥ(複座型)

PLUM(ピーエムオフィスエー)オネアミス王国 空軍戦闘機 第3スチラドゥ(複座型)

2017/08/10

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第3スチラドゥ複座タイトル

 

王立宇宙軍インジェクションキットシリーズ第1弾、1/72 オネアミス王国 空軍戦闘機 第3スチラドゥ (単座型) が喝采をもって受け入れられたPLUM(ピーエムオフィスエー)より待望の第3スチラドゥ(複座型)が登場します!敢えてこちらを待っていたひとも多いかも知れません。劇中での印象は単座型よりも複座型の方が強い(あるいは「良い」)とする向きが、実際多いのではないでしょうか。

 

第3スチラドゥ複座01

 

「1/72 オネアミス王国 空軍戦闘機 第3スチラドゥ(複座型)王立宇宙軍 -オネアミスの翼-」

 

子供の頃から空に憧れてもパイロットの夢はかなわず、宇宙軍で腐っていたシロツグ・ラーダットがはじめて乗り込むことになった航空機が、この空軍ジェット機「第3スチラドゥ」でした。青い塗装に二人乗りの機体は、本編では練習機として登場します(ちなみに機体名称は旧ゼネラルプロダクツからガレージキットが発売される際に設定されたもので、映画の本編内でこの名前が呼ばれることはありません)。

 

第3スチラドゥ複座02

 

「王立」当時新進気鋭の若手が揃っていたガイナックス、このシロツグ初飛行のシーンは本編前半でも大きな山場であり、手描きセルアニメーション表現の頂点のひとつといっても過言でない程の作画・演出、そしていくつものテクニックが用いられています。曇天の下滑走路から舞い上がり、重い雲を抜けると一転して美しい快晴の空が広がる一連の映像はいまでも色褪せません。必見のカットです。

「王立宇宙軍」といえばクライマックスのロケット打ち上げと戦闘シーンは語り草ですが、Gで歪むシロツグの顔芸とか貞本義行屈指のアテレコによるゲ○吐きシーンとか、空軍機がらみでも見どころは多い映画なのですよぅ。

 

第3スチラドゥ複座03

 

PLUMのキットは第3スチラドゥ最大の特徴である二重反転プロペラのピッチがしっかり逆に入っています。プロペラ自体の回転も良好で、ただ風をあてるだけでもみんな大好き二重反転を再現!またエンジン部分にも十分な空間が存在しますから、腕に覚えのある方ならば小型のモーターとギアを仕込んで電動で二重反転させることも用意でしょう(実際、既に単座型で実行されているモデラー諸氏も多いかと)。第3スチラドゥの立体化も前述ゼネプロはじめいくつか前例がありますが、ギミックを仕込める余裕はリーズナブルかつ安定して供給されるインジェクションキットならではのアドバンテージなのです。

 

第3スチラドゥ複座04

 

バブルキャノピーが縦に並んだ形は「戦闘妖精雪風」に先駆けてデザインされています。「雪風」と違って特に非難の声が聞えなかったのは、「王立宇宙軍」の舞台となる「地球」が我々の住む世界とは異なる場所だからなのかもしれません。現代世界の延長として描かれた「雪風」と、ある意味異世界ファンタジーであった「王立」の違いは、このバブルキャノピーに対する印象・反応の違いとして表出されます。

 

いやこれソ連の対戦車ヘリコプター「ハインドD」とかのデザインなんだけどさ、「王立」公開当時のソ連ってまだ異世界でファンタジーな場所だったから!ゴルバチョフ政権にはなって冷戦構造にも陰りが見えてましたけど、本編クライマックスでホバークラフト揚陸艇から共和国軍兵士がわらわら湧いてきたり湖面を割って戦車が上陸してくる様はどうみてもソ連軍北海道侵攻って感じですありがとうございました!!!!

 

第3スチラドゥ複座05

 

そんな屈折した80年代ルサンチマン青春ロケット打ち上げ宗教ガール戦争アニメ映画「王立宇宙軍」のなかでも、とりわけ美しい記憶として残る第3スチラドゥ(複座型)、どなたでも簡単に作れるプラモデルとして来年1月発売予定、好評予約受付中です!

 

どれくらい記憶に残っているかというと、この映画見てずいぶん時間が過ぎてからたまたま軽飛行機(アクロバット機)に同乗する機会を得たときに「宙返りとかはいいから雲の上を飛んでみてください」って飛行士の方に頼み込んじゃうぐらい、まあ曇天の上で快晴の青空というのは綺麗で楽しいものです(個人の見解です)。