華麗にして剛健な西洋甲冑。海洋堂タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式 フィールドアーマー (シルバー)

華麗にして剛健な西洋甲冑。海洋堂タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式 フィールドアーマー (シルバー)

2018/08/23

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ゴチックフィールドアーマータイトル

 

“いにしえのヨーロッパの戦場において、騎士たちの身を守るための軍装として進化していった西洋甲冑。彼らが戦いの中心であった中世が過ぎ、鉄砲という新しい武器が戦場に採り入れられた結果、中世後期(15世紀)には騎士の戦力的な価値は大きく下がっていました。そんな騎士の時代の末期に登場したのが、金属板で全身を覆うプレートアーマーと呼ばれる西洋甲冑です。当時のプレートアーマーは、戦闘用と騎馬試合用などに分類され、戦闘用は「フィールドアーマー」と呼ばれていました。フィールドアーマーは、使用者によって職人に発注されるワンオフモデルがほとんど。その中で生産が盛んであったドイツのゴチック式モデルは、刺々しい外観の様式が特徴であり、使用する騎士の依頼でさまざまな形状のものが作られました。西洋甲冑の最終進化形とも言えるプレートアーマーの中でも、美しさと機能性を併せ持ち、「西洋甲冑と言えばこの形」と言われるほどの存在として世界に知られています。”

 

いささか長めではありますが、海洋堂の製品解説文を引用しました。西洋の甲冑や刀剣戦闘術というものは、日本では長く誤解されていた面も多いのですが、近年は優れた研究者や意欲的な愛好家の方々によってその実態が広く知られるようになって来ました。これまで日本的な題材が多かった「タケヤ式自在置物」にヨーロッパの騎士道を体現したかのような新製品「ゴチック式 フィールドアーマー」が登場します!

 

 

ゴチックフィールドアーマー01

 

KT-021 タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式 フィールドアーマー (シルバー)

 

日本人にとっては、この種の西洋甲冑は城館などの「飾り物」のイメージがあるかも知れません。しかしながらそれは現代の目から見た誤解であって、これらの甲冑が実際に製造され実用に供されていた15世紀当時には、純然たる戦闘用の具足でした。現代まで残っている品が華美な装飾をもつ王侯貴族のものであったり、しばしば展示物として置かれたものが不正確な状態で組み立てられていることなどが、誤解を広めていたそうです。

 

 

ゴチックフィールドアーマー02

 

ゴチック(あるいはゴシックとも)とは元々建築様式から生まれた言葉、概念であり、発祥した当時から現代に至るまで多義的で曖昧な意味を持っています。それこそ中世建築から現代のロリータファッションに至るまで「ゴシック」と名の付くものは多いですね。装飾性の高さや華美であることなどは概ね共通していて、ゴチック様式甲冑の特徴は複雑な構造の板金鎧(プレートアーマー)の全身に施されたモールド、ディティールの数々でしょう。しかしそれらは決して「見栄え」のためにある訳ではありません。複雑な構造は人体の動きをトレースするためにあり、流麗な表面の装飾は相手の剣や槌による打撃を受け流すためのもの。両脇に花のように開いた「ベサギュ」は人体の急所である脇の下の動脈を守るための重要な防具です。

 

 

ゴチックフィールドアーマー03

 

板金の質感やリベットの立体感、その下に着こまれた鎖帷子(チェーンメイル)の存在感など、細部までこだわりの造型は海洋堂KTプロジェクトならではのもの。本製品シルバー版では美しい銀塗装の仕上げで、まさにこの甲冑が実戦に投入されていた中世後期の当時を忍ばせます。

 

 

ゴチックフィールドアーマー04

 

そして全身に配されたリボジョイントで自在に可動、ポージングさせることが可能です。近年では西洋剣術の再現動画をyoutubeで視聴することもできますし、実際に甲冑を着用して模擬戦闘を行う「アーマードバトル」競技も盛んに行われていますので、より自然な、騎士に相応しいアクションを、あるいは相応しからぬ行いを、ユーザーの自由な発想でお楽しみください。一般的なサイズの直刀の他、メイスと両手持ちの大剣が付属します。

 

 

ゴチックフィールドアーマー05

 

装飾品として欠かせない台座も付属します。古くはイマイの「アーマーナイト」シリーズ、あるいはRPG用のメタルフィギュアなど、西洋甲冑とホビー業界は決して縁遠いものでは無かったのですが、実物に即したアクションフィギュアはこれまで有りそうで無かったもので、まずは大いに歓声を挙げ、しかして発売を待つ。

 

海洋堂「KT-021 タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式 フィールドアーマー (シルバー)」発売中です。限定のブロンズ版もあわせて予約中!