翼は生まれ変わる。タミヤ1/48 ス-パ-マリン スピットファイア Mk.I

翼は生まれ変わる。タミヤ1/48 ス-パ-マリン スピットファイア Mk.I

2018/11/05

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映画「ダンケルク」の記憶もいまだ色褪せないスーパーマリン・スピットファイアMk.I。第二次世界大戦 “英国の戦い” に置いて文字通り救国の存在となったこの名機が、タミヤの最新の設計で新たなキットへ生まれ変わります!

 

 

 

1/48 ス-パ-マリン スピットファイア Mk.I

 

1/48傑作機シリーズNo.119(品番61119)、スピットファイアMk.Iです。第二次世界大戦の全期間を通じて使用された戦闘機というのもいくつか挙げることができますが、その全期間に於いて常に優勢であった名機スピットファイアの、その最初の形式がこのMk.Iです。楕円形翼とロールスロイス “マーリン” 液冷エンジンを備えたこの美しい戦闘機は、祖国の危機に際して伝説のアーサー王のように現れ、アーサー王のように敢然と立ち向かい、伝説のアーサー王のように勝利しました。

 

 

 

全世界の模型メーカーからあらゆるスケールでプラモデルが発売されているこの機体、タミヤも1/48傑作機シリーズNo.32(品番61032)として1度リリースしています。旧製品が発売された1993年という時期は模型メーカーに一種の技術的なブレイクスルーが起きていた時期でもあり、この61032も1/48傑作機シリーズに新たなフォーマットを構築してその後の興隆の原動力となりました。長年に渡って全世界の模型ファンから愛されたNo.93から四半世紀のちの2018年にバトンを受け取る存在が、今回の61119スピットファイアMk.Iなのです。

 

 

 

プロポーションの正確さ、ディティールの精密さはこの四半世紀の間のタミヤのプラモデル設計・開発能力の向上がストレートに反映されたものです。先の2018年全日本模型ホビーショーで展示された試作品には多くの英国機ファン、飛行機模型ファンから絶賛の声がいくつもあがりました。

 

 

 

とはいえ、美しく仕上がったスピットファイアの模型というだけでは、それは極めて自然なものであって目新しさを感じることは少ないのかも知れません。正確であること、精密であることだけならば、現代の飛行機プラモデルに極めて高いレベルでそれを結実させているメーカーは、決して少なくありません。本製品が絶賛されたのは、むしろプラモデルの組み立てに関する豊富なアイデア、プラモデルの設計に対するセンスの高さ、タミヤがこれまで蓄積してきた有形無形のノウハウを如実に反映した「工夫」を可視化してみせたことではないでしょうか?

 

 

 

キャノピーは開/閉2つのパーツをセットし選択式であるだけでなく、コックピット側面のドア単に別パーツ化するだけでなく、胴体部分ごと異なるパーツを用意することで、どちらの状態でもベストな機体ラインを構成することができます。

 

 

 

水平尾翼や主脚柱は敢えて一体化されたパーツを用いることで、誰にでも簡単に綺麗な角度を得ることができます。組み立て易さが実感を損なわない、誰でも簡単に「美しい」プラモデルを組み立てることができる、そういう工夫が成されています。プラモデルがユーザーに要求する「組み立ての時間」をノーストレスで、むしろ気分が高揚する時間として贅沢に味わうための、アイデアとセンス。

 

 

 

コックピット周りはエッチングパーツを同梱して大変精密に再現されています。照準器は照門式と光像式の2種類を選択可能。様々な補器に囲まれた小さなシートにベルトで縛り付けられたパイロット。あの映画をご覧になった方ならば(そして閉所恐怖症の気がある方ならなおさら)、フィギュアをセットする際に何かを実感できるかもしれません。そして酸素ボンベや計器盤などひとつひとつのパーツがパイロットの生死に直結していることを感じ取れれば、作品にかける意気込みも変わってくるものでしょう。

 

 

 

タミヤ新作スピットファイアMk.I、ただいま予約受付中です。かつて61093が日本のいや世界の飛行機模型を一段高い高度へと導いたように、この61119も今後の飛行機模型を大きく牽引する存在となることは間違いありません。

 

また、バトル・オブ・ブリテンを勝利に導いた存在としてこちらも欠かせないホーカー・ハリケーンMk.I。こちらは只今ポーランドのアルマホビー製新作キットが予約受付中です。こちらは11月公開の映画「Hurricane(原題)」で描かれるポーランド人飛行士たちの機体をフィーチャーしたもので、第二次大戦イギリス機ファンには劇場へ足を運びその勢いで模型を作る、贅沢な時間が待っています。