国宝を、お手元に。海洋堂美術作品立体図艦 鳥獣戯画

国宝を、お手元に。海洋堂美術作品立体図艦 鳥獣戯画

2018/01/11

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海洋堂鳥獣戯画タイトル

 

手塚治虫や石ノ森章太郎をして「日本の漫画文化のルーツ・原点」とも言わしめた、京都高山寺に伝わる絵巻物「鳥獣人物戯画」。様々な動物を「擬人化」して戯画として描いた楽しい内容は、国宝として在りながら多くの人々に親しまれる庶民的な良さを持っています。これまで様々な製品にアレンジされモチーフとして多用されてきた鳥獣戯画が、海洋堂から「フィギュア」として発売されます!

 

ところで「鳥獣戯画」とはそもそも誰が描いたのか?一体何を意味しているのか?それらについてはなにひとつ明らかになっていません。誰もがよく知りながら、実は誰も解っていない。単に面白いだけではなく、ミステリアスな存在でもあるのです……。

 

 

海洋堂鳥獣戯画01

 

海洋堂 美術作品立体図艦 鳥獣戯画

 

これまでリボルテック仏像シリーズ、あるいはポリストーン製阿修羅像など「和」のイメージをもつフィギュアをいくつも世に送り出してきた海洋堂が、絵画をもとにフィギュアを造形する新たな試みの製品です(とはいえ、二次元キャラの三次元化という意味ではむしろフィギュア文化の王道と言えるのかも知れませんね)。現在の姿は全四巻から構成される「鳥獣人物戯画」の中から、甲巻第16~18紙に描かれる「兎を投げ飛ばしてよろこぶ蛙と投げ飛ばされて仰向けにひっくり返る兎」場面がフィギュアに選ばれました。鳥獣戯画の中でもとりわけよく知られた情景で、テレビCMなどに用いられたことも多いもの。

 

 

海洋堂鳥獣戯画02

 

フィギュアとなったことで「反対側」を見ることが出来るのは、新しい発見につながるかも知れません。これまで投げ飛ばされてきたと考えられていた兎は、実はブラジルの格闘技カポエイラの足技を繰り出して大いに蛙を驚かせる。そんな想像すら湧いてきます。鳥獣戯画には一切詞書が記されていないので、どんな自由な解釈をしても誰にも怒られることはありません、ええ。

 

 

海洋堂鳥獣戯画03

 

原型製作は松村しのぶによる円熟の技。兎も蛙も実に活き活きとした表情、躍動感あふれるポーズでフィギュアとなっています。国宝と言えば古いもの、歴史あるものが多く「鳥獣戯画」もその例に漏れないものではありますが、絵巻物が描かれたその時には、それは時代の最先端を行く新しい文化、新規な存在であったことを思わずにはいられません。誰が何のために描いたにせよ、きっと描き手は愉快なひとだったのでしょうね。

 

 

海洋堂鳥獣戯画04

 

サイズは高さ78mm、幅132mmと手のひらにおさまるもの。お部屋のどこにでも手軽に飾れる国宝グッズであります。床の間に飾り立てるよりはリビングやPCデスクの一角に置いて、歴史の彼方に思いを馳せる。戯れに描いた作品が国宝となる未来が、来ないとも限らない。無限の可能性を信じられるのは、文化が豊潤であればこそですね。国宝をフィギュアにするというのは、その一例です。

 

海洋堂 美術作品立体図艦 鳥獣戯画、ただいま予約受付中です。