何者なんだお前は!バンダイ1/100 MG PLAN303E ディープストライカー

何者なんだお前は!バンダイ1/100 MG PLAN303E ディープストライカー

2018/03/16

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  • アニキャラ
  • ガンプラ

MGディープストライカータイトル

 

1993年にスタートしたMG(マスターグレード)シリーズは、ガンプラの立ち位置を大きく変えました。それまでは主にテレビ番組・映画に従属する存在として、本編映像の人気や放送(上映)期間によって製品化が左右されることも多々ありましたが、MGとそれに続くHGUCによって、ガンプラはプラモデルそのものが主であり、何ら他に従属するものではない自立した存在へと変貌していったのです。それから30年、マスターグレードNo.200の記念碑として「PLAN303E ディープストライカー」が発売されました!

 

 

MGディープストライカー_01

 

バンダイ「1/100 MG PLAN303E ディープストライカー」

 

PLAN303E ディープストライカーは、映像には全く登場しないモビルスーツです。モデルグラフィックス誌に連載されたフォトストーリー「ガンダム・センチネル」出身の機体ではありますが、センチネル本編にも一切登場しません。連載終了後MG誌に発表されたわずか1枚のイラストだけがオフィシャルなものであり、その1枚のイラストがディープにストライクするインパクトを、多くのファンに与えました。

 

面白いもので、この真横からみた構図こそがディープストライカーの「正面」なのでしょうね。

 

 

MGディープストライカー_02

 

Sガンダムbst型のコンセプトをベースに、更なる高速化と重武装化を施した異形のモビルスーツ。いまでこそGP-03デンドロビウムをはじめとして大型の強化パーツを装着するMSは数多くありますが、ディープストライカーはその嚆矢ともいえる存在です。「センチネル(前哨)」のタイトルに相応しく、当時最先端に立って「その先のガンダム」を見据えていたモビルスーツ。

 

 

MGディープストライカー_03

 

背中に背負った大型メガ粒子砲、強襲揚陸艦アーガマ/アイリッシュ級戦艦の主砲をそのまま転用したそれもさることながら、この機体の迫力は背部に凝縮されています。大型のノズル、巨大なプロペラントタンク、このように大きな構造物を放射状に配置するのは80年代後半の模型雑誌ではよく見られたガンプラの改造テクニック、スタイルなのですが、それをとことん突き詰めて一切隙の無いバランスにアレンジしたディープストライカーは、カトキハジメデザインの真骨頂のひとつです。

 

 

MGディープストライカー_04

 

ここまで「攻めた」デザインになったのは、当初より商品化などまったく考慮せずに描かれた形状故のものでしょう。前後に大きなボリュームを持つ機体を前方から見れば、極めて細く違和感さえ覚えるかもしれません。しかしこれも敵要塞であるとか艦隊であるとか、高度に防衛された施設に高速で接近し一撃離脱の攻撃を敢行するための、前縁投影面積を絞った設計、合理的なセンスに基づくものなのです。

 

 

MGディープストライカー_06

 

キットは機体中央部にマスターグレードSガンダムのパーツを流用していますが、頭部は新規造型となっています。ディープストライカー用の専用パーツの他、Sガンダム通常装備の「インコム」搭載型と選択式であり、またこの新規造形東武パーツを従来のSガンダムのキットにも転用可能です。

 

 

MGディープストライカー_05

 

肩アーマー部分はバランスが変更された他にスライド機構が追加され、こちらも流用可能です。EX-Sガンダムに用いればより一層元イラストのイメージに近づけることが出来るでしょう。

 

 

 

MGディープストライカー_07

 

パッケージもセンスに溢れたマスターグレード久々の大型モデル。じっくり腰を据えて取り組みたい製品ですね。ただいまファーベル本店入荷、佐野・伊勢崎両店舗にも直ちに配備予定です!

 

 

MGディープストライカー_08

 

しかしあらためて見直すと恐竜の頭骨がモチーフに思えますねこのカタチ。「モビルスーツの恐竜的進化」なんて言葉が飛び交っていた時代の、その実態を示す存在です……