モデルズビット12月の新製品(1/72 スホーイ T-10-10/11先進前線試作戦闘機ほか)

モデルズビット12月の新製品(1/72 スホーイ T-10-10/11先進前線試作戦闘機ほか)

2017/11/07

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1/72 ラボーチキンLa-200B 試作全天候戦闘機

 

ラボーチキンLa-200は1940年代後半に開発された全天候戦闘機です。クリモフVK-1ターボジェットエンジンを機体の前後に縦列(タンデム)配置する特異な設計で、当時まだパワー不足だった初期のジェットエンジンを2基搭載しつつ空気抵抗を抑える配置はドイツの「串型双発」ドルニエDo335に通じるところがあるかも知れません(Do335はレシプロ機ですが)。La-200Bは機首のレーダーを大型の「ソコル」に換装した機体で、巨大なレドームにあわせてエアインテークが機首左右と下方の3か所に分散配置されています。

La-200がソビエト空軍に正式採用されることは無く、ラボーチキン設計局はその後ソ連の航空機開発から姿を消したように見えますが、実は宇宙開発の分野に進出し現在もなお惑星探査機やロケット開発に関わっています。モデルズビットの1/72La-200BはサブブランドのA&Aモデルズのレーベルから12月発売予定です。

 

 

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■ 1/72 べリエフ Be-12 試作機

 

ベリエフBe-12はロシアを代表する双発飛行艇で、1960年に試作機が初飛行し現在のロシア共和国やウクライナでも運用が続けられています。チャイカ(カモメ)の愛称どおりに主翼はガル翼、AI-20ターボプロップエンジンを主翼上面に配置していることが特徴ですが、試作機では一般の航空機のように翼下に懸架する方式でした。モデルズビットは従来からあるBe-12のキットに50%以上の新規部品を投入してこの試作機を製品化しています。航空機としては通常のエンジン配置でありながら、ベリエフBe-12としてみると一風変わった形状だという、なんとも不思議なこの機体、ただいま予約受付中です。

 

 

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1/72 スホーイ T-10-10/11先進前線試作戦闘機

 

今回アナウンスされる新製品の中でもいちばんの目玉がこちらとなります。スホーイSu-27フランカー、現在のロシア航空機の代名詞ともなる存在の試作モデル。TsAGI(中央流体力学研究所)の研究を元に1970年代から開発が始まった新世代のソ連航空機。ブレンデットウイング・ボディの流麗な機体はフライ・バイ・ワイヤの新機軸で自在に飛行し、1989年のパリ航空ショーで披露された「プガチョフ・コブラ」の機動は西側世界に大きな驚きを与えました。

 

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キットは試作10号機T-10-10の実機を綿密に取材し、10号機と11号機の仕様を選択できるモデルとなります。T-10(Su-27)がロシア航空機の地位を大きく向上させたように、モデルズビットの模型メーカーとしての地位を大きく向上させる新製品となるやもしれません。冷戦末期、1980年代の航空業界を大きくにぎわせたSu-27とMiG-29の衝撃をもう一度。モデルズビットの1/72T-10-10/11は、12月に飛来する予定です。お財布の口を開いて迎撃用意です!