第57回全日本模型ホビーショー レポートまとめ(その3)

第57回全日本模型ホビーショー レポートまとめ(その3)

2017/09/30

  • イベントレポート

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うん、またお外の写真から始めるんだ。何年経ってもどこから見ても、スカイツリーって模型がそこにあるように見えるよね……

■ビーバーコーポレーション

 

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ビーバーコーポレーションのブースはあらゆる空間に情報が貼ってあるので、実際に会場訪れた方はすみからすみまで見て回ると良いかと思います。ずっと楽しみにしていたロケットモデルズフィスト・オブ・ウォーシリーズ、E-75ビエラフースラー四体をやっと目にすることが出来ました。

 

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「第二次世界大戦が2年延びたからって戦車に足が生えるのは不自然だ」という意見もあるでしょう。でもね、そもそも「第二次世界大戦が2年延びる」ことが不自然極まりないので、そこに生じる事象はなんであれ不自然である。初期のスチームパンク文脈にも似た曰くヤバげな雰囲気が、極めて個人的にお気に入りなんですよ。

 

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展示品はメーカーサイトの画像にある3Dプリンタの成形品よりも向上したテストショットとなっています。各部のエッジや底面のクーゲルブリッツ砲塔もきっちりした仕上がりで脚も砲塔も自在に可動。果たしてここに人が入っているのか?理屈よりはまずカタチの面白さを見て行きたいところです。

 

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やっぱり128mmツヴィリンクがいちばん派手で仰々しいですね。ブースにはロケットモデルズの方もいらしていろいろなお話を伺うことが出来ました。版権元は中国で、あちらでは「フィスト・オブ・ウォー」の小説がはじまっているとのことで、これからいろいろと世界観や設定が開示されていくと思います。かつての「SF3D」のようなユーザーとの双方向コミュニケーションによる展開が出来たらいいですねと、こちらからもいろいろ提案してみました。128mm積むなら弾薬補給車両やむき出しの砲手など、いろいろ面白いことが出来そうですし、ビエラフースラーを縦にたくさん繋げていわゆるムカデ砲(15cm高圧ポンプ砲)をほんとにムカデにしてみるとかああ、脳汁……

シリーズ次回はE-100六脚型と日本軍アイテム(!)です。詳しくは会場で配布されるチラシをご覧ください。こういうオリジナル企画はどこともバッティングしないのがいいよねと、売る側としては思うところで。

 

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こちらはモデルコレクトの新製品です。キット・完成品ともE-100の自走砲型車台をベースに展開する架空車両。モデルコレクトはWW2ロシア軍車両とかやらないのかな?

 

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うん、やっぱりこの路線突き進んでください。1/72はミニスケールです(白目をむいて倒れる)

 

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こちらはすでに発売済みですがベリーファイアのモンタナです。パッケージといいキット内容といい、このホビーショーで是非確認しておきたいことがあったので、ビーバーのなかのひとに聞いてみましたよ。

 

ぼく「ベリーファイアってやっぱりフライホークの別ブランドなの?」

ビーバーの人「全然関係ないよ」

ぼく「えー、じゃあどんなメーカーなの?」

ビーバーの人「ベリーファイアって言うのはね……」

ぼく「」

 

みんなもビーバーの人に聞いてみよう!教えてくれないかもしれません!!「ロゴマークは缶コーヒーに似ている」という点では全員の意見が一致するでしょう。

 

 

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アミュージングホビーの新作いろいろ、既に30cm迫撃砲が発売されている38D車台に戦車型(IV号戦車砲塔型)と駆逐戦車型が加わります。いや駆逐戦車型ってそれ実質ヘッツアーなのでは。しかし主砲はなにやら鼻が長いぞ…?

 

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128mm高射砲とヴルツブルグレーダーです。ああ、レーダーに脚を生やして高射砲に追随させるといいぞ、いいぞ(電球ピコーン)

 

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そろそろ発売されるE-100駆逐戦車型と、前回も何の説明もなく置いてあったルッチャーが今回も何の説明も無しに置いてあるのであった。何かの付録になるのか、通常の販売はされないとかいう話で。

 

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そしてアミュージングホビー初の日本軍アイテムとなる日本陸軍105mm砲戦車「ホリI」のパネルが展示されていました。五式中戦車車体をベースにした計画案で、大戦末期に主砲のみが完成していた車両です。車体デザインはモックアップや図面など、異同があります。

 

 

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モンモデルのワールドウォートゥーンズシリーズ、シェルツェンまでディフォルメされたIII号戦車が異様に強そうに見えますw 明らかにT-34の方が弱そうに見えるのは、それはいいんだろうか?

 

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先日入荷したてのタコムメルカバ2種も組み立てられたものを直接目に出来ます。またブースでは販売も行われますので、気に入ったものをその場で購入できるイベントでもあり、ホビーショーの沼は深い……

 

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吉川先生ご監修のタコム1/16九四式軽装甲車の進捗はまだこの段階でした。1/16ということでハセガワの方との関係はどういうものになるのだろう?

 

 

■GSIクレオス

 

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話題の「ガンダムマーカーエアブラシシステム」ハンドピースとエアー缶、ジョイントにホースと、エアブラシに対応したガンダムカーカーの替え芯がセットされます。芯とマズルの距離にやや慣れが必要だそうですが、後片付けの面倒のなさ、においのなさなど、マーカー直塗からそのままエアブラシにステップアップを図れるとても面白いものです。ブラシ使用の前提でマーカーの新色にはどんなものがいいか、ユーザーの意見が求められていました……ので、「迷彩!迷彩!」と強くアピールするおじさんがひとり。

 

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Mr.メラミンスポンジは番手としては3000番相当のスポンジヤスリですが、従来他社製品よりも遥かに頑丈で曲げにも強い。素早く簡単にパーツ表面をつや消し処理出来て、新製品を即座に早組みしてSNS映えする画像を誰よりも先に撮りたいッ!というひとには約束された勝利のスポンジとなるのかも知れません、むしろもっと普通にスポンジヤスリとして粗いものから細かいものまで番手を揃えてくれたら普通に良い製品ではあるまいか?

 

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京商ブースではゲームセンターの筐体的なコントローラーでモニタ画像を見ながらドローンRCを飛ばすシステムが試遊できました。一般公開日には大人気なことでしょう。これに限らず鉄道模型の体験コーナーなど、アトラクション要素の強いことは東京ホビーショーの特徴ですね。ステージイベントも静岡に増して華やかなものが多いかと。

 

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奥川泰弘氏の作品展や、来年上野での展覧会に先駆る生頼範義画伯のミリタリー・アート展も開催されます。特に後者はデジタルなイラストと違って人の心のぬくもりどころかむしろ猛々しさを如実に伝える、勢いのあるものです。これは上野にも行かねばならぬ。

 

最後にいくつか、これまでに貼り残したアイテムを掲載してまとめとします。

 

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アオシマのフィギュアシリーズ、ペルソナ3のアイギス。

 

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バルキリー少女にもやっと色がつきました!な、長かったな……(まだ先は続く)

 

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マイクロエースの大戦機シリーズ、次回生産分からは集合パッケージになります。かつてのニチモの30cmシリーズみたい。

 

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トミーテックからはリトルアーモリーfigma第3弾です。バレット振り回す女子高生って素敵。

 

 

プラッツの「手作りミニガーデン」は情景素材をセットでパッケージングした「箱庭」のいわばキットです。アレンジメントはここから無限に広がります。

 

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ホビーボスのハンガリー軍44Mタッシュ自走砲。ティーガーIIと同じ71口径88mm砲を搭載する強力な駆逐戦車となる予定でした。予定だけでした。

 

 

 

 

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帰りしなに撮ったビッグサイト会議棟は夕日に映えて逆さピラミッドのようです。これも自然が見せるプロジェクションマッピングのようなものかした。ここまで長い記事をお読みいただき、まことにありがとうございました。

 

ところで、オリンピックでビッグサイトが使えなくなる問題ってホビー業界には波及しないのかな?開催期間はズレてるかもしれないけれど、種々のイベントがずれ込んでくる可能性もあるんだよなーと、急に気になる(急や)