コトブキヤ「ヘキサギア 1/24 ガバナー ライトアーマータイプ ローズ」キットレビュー

コトブキヤ「ヘキサギア 1/24 ガバナー ライトアーマータイプ ローズ」キットレビュー

2017/10/12

  • 作例・レビュー

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1/24 ガバナー ライトアーマータイプ ローズ

 

ファーベル伊勢崎店にて只今開催中の「コトブキヤプラモコンテスト」に併せて、コトブキヤが展開するオリジナルコンテンツ「ヘキサギア」シリーズより、女性型ガバナー ライトアーマータイプローズを組んでみます。既に発売中の製品なので実際に手に取られた方も多いでしょう。

 

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コトブキヤは「美少女プラモデル」に早くから取り組んできたメーカーです。その開発技術や設計センスはいまや「メガミデバイス」や「フレームアームズ・ガール」の大ヒットとして結実してますが、この1/24のジョイントモデル「ヘキサギア」の一環として、ミニサイズの関節可動美少女プラモデルという、新たな方向性を開拓しました。

 

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ヘキサギアでは男性型ガバナーのモデルが発売されていますが、それらの製品よりもスマートなボディに同等の関節可動範囲を持ち、さらに(ここ大事ですよ)グラマラスでセクシーなプロポーションにまとめられています。

 

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各ランナーはAから始まってGまでは順当なのですが、HとIが欠番でKに飛んでます。後々なにかバリエーション展開が考えられているのかな?

 

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その他の小パーツ群が小分けされています。頭部(髪の毛)と胸部パーツは塗装済み。手首パーツは平手、握り手の他、ヘキサギアのビークル類に乗せるために「ハンドル持ち手」、そして「軽量型ブレード」と「ガンナイフ」と一体化した持ち手がそれぞれ両手用に用意されます。武器類が手首と一体化されているのは女性型ガバナーとして細い腕にしっかり保持させるための工夫で、このスケールならばむしろ望ましい処置ですね。またこちらのパーツはPVCの軟質樹脂製なので、ブレードの先端部分なども安全に配慮された設計です。

 

 

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武器類は軟質樹脂の他に硬質のABS製パーツも付属します。こちらは手に持たせるよりは本体に装着するためのパーツなのですが、他のガバナーに持たせるなど、使い方はユーザー次第。

 

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パーツに加えてアーカイブカードが付属するのはヘキサギアの共通フォーマット。パラポーン・センチネルとの戦闘シーンを描いたイラストからは、この商品のセールスポイントがどこにあるのか実によくわかりますね!カードの裏面にはこのライトアーマータイプローズの設定が記述されています。

 

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スナップフィットで誰でも簡単に組み立てられ、各関節はボールジョイントで幅広く動きます。小柄な女性キャラクターながら、目を惹く部分は大きめに作られているので(髪の毛の話をしています)、迫力は十分。

 

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長いポニーテールの他、アップにまとめた状態のパーツも付属します。ユーザーの趣味に合わせてご使用ください。また「ブロックバスター」などのビークル類に搭乗させる場合は、やはりこちらのスタイルのほうが合わせやすいかと。

 

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臀部は硬質パーツなのですが、それを感じさせない曲面が造形されています。このあたりは塗り分けしても面白いかも知れません。(塗装可能な材質ですが、ひび割れには注意してください。実は前に1体それで……)

 

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肘関節は上腕・前腕それぞれ1パーツで成形されている部品に軸を通してつくります。説明するより図版を見たほうが話が早いので以下参照。

 

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D3パーツの差し込みにはやや力加減がいりますが(指で押し込むよりはなにか道具を使った方がいいでしょう。自分はナイフの柄の部分を使いました)、完成した腕部は前作よりは強度の高いものになります。

 

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脚部、膝関節も同様の処置です。こちらはD1パーツの角度に注意してください。またD1、D3パーツともそれぞれ予備が1セット用意されていますので、安心して製作できます。

 

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全体のシルエットはこのようになります。大腿部にボリュームを持たせながらくるぶしにかけて細まっていく脚のラインや、サングラス状のバイザーを装備してこのサイズでは難しいフェイス部分の造型をうまく逃がしていることなど、全長約74mmながら随所に工夫が見られます。大手メーカーに負けない(いやコトブキヤも立派に大手メーカーなのですが)、設計センスと開発技術の蓄積が、この小さなプラモデルの中には詰まっています。

 

なにしろ眼鏡っ子だ。大事だ。

 

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そして実によく動きます。身体各部のジョイントはヘキサギアシリーズの他のガバナーとも共通しているので、パーツの追加や交換も自由自在。

 

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むかしはよく物の大きさを比較するのにタバコの箱やライターを使ったものですが、イマドキはあまり使わないほうが無難でしょう。肩アーマーが左右非対称なのはチャームポイントか。

 

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バックパックには軽量型ブレードを、両足にはガンナイフをマウントできます。

 

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デザインモチーフとなっているのは女忍者、いわゆる「くのいち」でしょうから、それっぽいアクションをさせるのがよろしいかと。

 

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長いブレードやポニーテールを駆使して、小柄ながら派手なポーズが決められると思われます。

 

 

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背部にはヘキサギアシリーズの根幹である「ヘキサグラム」がセットできます。説明書ではコトブキヤの「フライングベースR」への取り付けが推奨されていますが、ヘキサギア用の専用スタンド「ミニフライングベース」も近日発売予定です。

 

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ヘキサグラムは3mmの軸径なので、他社のパーツとも互換する無限の可能性を秘めています。手元にあったバンダイのガンプラ用スタンドにもピッタリだ!

 

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スタンド類を使用すればアクションポーズにも様々な可能性が広がります。この際、家族に見られないことは非常に重要なファクターなのですが、1/24スケールのミニサイズはこの点実に安心で、まったく素晴らしいことです。

 

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飛んだり跳ねたりばかりでなくて、1/24スケールを活かして同スケールのカーモデルやバイクモデルへ乗せてみれば、いろいろ面白いことが出来そうです。ヘキサギアの世紀末的な世界観を活かしてMADMAXみたいなクルマでありますとか、あるいはエブロの「シトロエン H モバイルキッチン」で平和なパン屋を作るとかです。

 

やー、ホントは1/24のバイクモデルに乗せようと画策していたのですが、まその、なんだな、ちょっと手違いがあって困ったことになった。

 

 

……。

 

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「困ったときは怪獣映画みたいな写真を撮れ」と家訓で言われている。(スケール観をまったく活かさない例)

 

 

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このガバナー ライトアーマータイプローズほか、ヘキサギアはじめコトブキヤのプラモデルを使っていればなんでもOKの、「コトブキヤプラモデルコンテスト」、ファーベル伊勢崎店で只今開催中です!多くのご応募をお待ちしております。

 

……この小さなフィギュアが作品の一部に使われていれば、かなり無理筋なブツでもコンテストにネジ込んでいける気がする。などと担当に確認もせず書いてしまっていーのかしら?