「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」そのクライマックスを飾ったモビルスーツたち。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」そのクライマックスを飾ったモビルスーツたち。

2017/04/03

  • 特集
  • ガンプラ

鉄血のオルフェンズ終了

 

シリーズ第1期放送開始以来様々に話題を呼んだ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」もついに放送終了を迎えました。鉄華団の敗北とオルガ、ミカ両名の死亡という衝撃的な結末は、いま大きな反響となって世に満ちます。「負けて終わるガンダム」というのも決して初めてのことではありませんが、オルフェンズたちの生き方・死に様というものは、長く記憶に留められることでしょう。プラモデルとしては疑いようもなく傑作揃いだった鉄血シリーズ、そのクライマックスを飾った機体を紹介して、以って瞑すべし鉄華団……

 

ルプスレクス01

 

1/144 HG ガンダムバルバトスルプスレクス

ガンダムバルバトス最終形態。巨大な前腕とモビルアーマー由来の「尾」を装備した異形の姿は悪魔と呼ぶにふさわしい機体でした。バルバトスの象徴と言えるメイスも巨大化し、ガンダムフレームの持つパワーを存分に振るうモビルスーツ。

 

ルプスレクス02

 

その名前は「狼の王」を意味します。先にオルガを喪った鉄華団、迷える狼の群れを最後に突き動かした火星の王。最終話の戦闘シーンでは怪物めいた効果音による演出で、その悪魔的な姿をつよく視聴者の目に焼き付けたのです。シートン動物記に「狼王ロボ」があるように、その悲劇的な末路は当初から予定されていたのでしょう……

 

 

バエルヴィダール

 

1/100 フルメカニクス ガンダムバエル

1/100 フルメカニクス ガンダムヴィダール

セカンドシーズンのストーリーで大きなドラマとなったのは、マクギリスの秘めたる野望と生きていたガエリオによる確執でしょう。ガンダムバエルとガンダムヴィタール。かたやギャラルホルンの象徴であるガンダムバエルと、偽装を施し正体を隠した仮面のガンダムヴィダール。第43話「たどりついた真意」での、ギャラルホルン本部地下施設での戦闘では、ヴィダールの活躍は主役を食うほどの勢いでした。

 

バエルヴィダール02

 

1/100フルメカニクスのシリーズは、「鉃血のオルフェンズ」ではじめて導入されたフォーマットです。本編設定にあわせてガンダムフレームを再現、マスターグレードに匹敵する構造を低価格で実現したガンプラ。特にガンダムヴィダールはギミックも多く、そのギミックが本編で効果的に使用された点でも、鉄血シリーズ屈指の好キットと言えるでしょう。

 

 

HGキマリスヴィダール

 

HG 1/144 ガンダムキマリスヴィダール

仮面を脱いだガエリオが最後に登場した機体。装備としてはキマリス本来の物という設定ですが「ヴィダール」の名も残されたこのモビルスーツこそは、マクギリスとの決着をつけるためにガエリオが一歩前に進んだ姿を現すものでした。

 

 

HGバエル

 

HG 1/144 ガンダムバエル

それに対するマクギリスの機体が、最後まで過去の形骸にすがったガンダムバエルであったことは、戦う前にすでに敗北していたのかも知れません。純白の極めてヒロイックな形状をした「ガンダム」が、夢に破れて再び封じられていく様はなにがしか象徴的です。

 

 

レギンレイズジュリア

 

1/144 HG レギンレイズジュリア

最終局面に投入され、本編での象徴的な地位を担ったのはこの機体です。手負いのバルバトスを屠り、新たな時代の幕開けを告げたモビルスーツ。当初野生児めいた少女として登場したジュリエッタが、ひとりの人間として常識的な成長を遂げることができたのは、数少ない「救い」なのかもしれません。最終話で再登場したレギンレイズジュリアは、一部装備を変更した地上戦仕様となっています。詳しい情報は公式待ちなのですが、実体剣はグリムゲルデのものに酷似しているという噂……

 

 

フルシティ

 

1/144 HG ガンダムグシオンリベイクフルシティ

最終話を見ていた視聴者の心がひとつになった瞬間を作り上げたグシオンリベイクフルシティ。初出撃時と最後の瞬間に大きなインパクトを与えてくれたその巨大なシザースアーマーはモデラーならみな親しんだ形状です。青く塗ってにぱ子仕様を作ろう!でも明宏とイオク様って特になんの因縁も無かったような気がします!!筋力ですべてを解決するガンダムというのがあっても、まあそれはそれでいいじゃないか。

 

 

 

マンロディ

 

1/144 HG マンロディ

思うに、オルフェンズ2期でもっとも活躍したのはこの機体ではないでしょうか?ランドマンロディとしてOPフィルムにも登場し、最初から最後まで大活躍。タービンズのジャスレイ配下には黒と紫に塗られたまるで「黒い三連星」のような機体も登場し、鉄血世界におけるロディフレームとマンロディの可能性は大きく広がったのです。

 

 

op9

 

1/144 HG MSオプションセット9

オプションセット9ではついにランドマンロディ脚部がセットされ、ファンの期待に応えてくれました。鉄血のオプションセットも当初は必ずしも本編に登場する装備ばかりではなかったのですが、後半では映像の機体を再現できる内容に近づいて行ったように思われます。第1期に登場したグレイズ地上仕様など、このセットは初期のキットの拡張にも対応するものです。

 

 

TVシリーズは終了してしまいましたが、ガンダムエースとホビージャパン誌での外伝「月鋼」の展開はまだまだ続きます。山野を歩けば掘り出すまでもなくモビルスーツが落ちているという鉄血世界の魅力、可能性はむしろプラモデルが語り継いでいくのです。