2017年 第56回 静岡ホビーショー レポートまとめ(その2)

2017年 第56回 静岡ホビーショー レポートまとめ(その2)

2017/05/12

  • イベントレポート

 

昨日に引き続いてのレポート、こちらはスケール物を中心とした内容です。本文の前に、田宮模型社長田宮昌行様のご冥福をお祈りいたします。

 

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タミヤ1/35ミリタリーミニチュア、会場発表された新作は突撃戦車ブルムベア後期型でした。15cm榴弾砲は照準器と連動して可動。ちょうどIV駆逐戦車ラングのような構成ですね。このあたりのアイテム選択は、90年代リニューアルの波に漏れたものを拾ってるような印象もあります。

 

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左右に5枚ずつあるシェルツェンはそれぞれ個別にパーツ化、一部取り外した状態を再現できます。キャタピラはベルト式で組み立ては容易。

 

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2体のフィギュアに「芝居」させるところは旧版「ブルムベアー」のそれをリスペクトしているようですし、専用のコーティングシートが発売されるところはいかにもイマドキのMMスタイルです。

 

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フィギュア新作は全身像4体、半身像4体の合計8体からなる「ドイツ国防軍 戦車兵セット」クラッシュキャップが非常にいい味を出してますね。

 

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その頭部パーツにはオプションも含まれるので、様々なシチュエーションに利用することが出来るでしょう。ちょっと芝居がかったポージングは70年代のMMフィギュアのようでもあります。劇画的というか、源文テイストというか。

 

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こちらも会場発表の、1/16スケールM1A2エイブラムス。金属素材を多用した重厚なディスプレイモデルです。

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ゴムパッド付きダブルピンキャタピラは組み立て済みでセットされます。タミヤの1/16戦車で言えば10式の時より進歩した内容になってますね。

 

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RC化を前提にした内容ではあるのでしょうが、2003年イラク戦争時のエイブラムスを考えたら装備品など荷物関係がほしいところですが、やはりこのスケールではなかなか難しいとのことです。むしろここはレジンパーツメーカーの商機ということかな。

 

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エイブラムスの隣にはトワイライトモデルのブースと田村広幸社長のメッセージボードがありました。こんな風にジャンル全体が豊饒になってけばなーと、そんなことを考えるのもホビーショーの空気です。

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完全リニューアルされるWLシリーズ日本海軍駆逐艦島風、パーツのみならずリノリウム甲板をデカールで表現しています。艤装品のための穴あけはカッターで切り抜く必要があるとのことで、そこはちょっと大変かもしれません。

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しかしマストの抜け具合など本当に綺麗で、これは作り甲斐のある島風になりそうです。やっぱりアニメやゲームがスケールモデルを活性化させたことは、疑いようのない事実で。

 

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1/32F4U-1Dコルセアはパーツ追加で艦上戦闘機型を再現。硫黄島や沖縄の戦いにも投入された、コルセアと言ったらこれが本命じゃないかな。コックピットインテリアもロケット弾発射パネルを追加するなど、抜かりないキット内容です。

 

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ミニ四駆の新型シャーシ、FM-Aシャーシは注目の的。フロントモーターとボトムカバーの組み合わせはこれまでにない走りを予感させます。

 

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こちらの2点は参考出品ですが、走りを競うだけではない魅せるミニ四駆、あるいは「魅せる走りのミニ四駆」のような楽しみ方も、この先どんどん広がっていきそうです。

 

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ミニ四駆35周年アイテムのタイヤセットなんか走らせるのがもったいないレベルで(^^; でもこれ綺麗で、足元がお洒落に決まりますわあ…

 

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今回ブースに実車を持ち込むなど、初のキット化から40周年を迎えたタミヤのタイレルP-34祭り。RCも含めて6輪車の魅力はいまになっても少しも変わりません。むしろイマドキのF1が以下略。

 

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金属線内臓のパイピングケーブルはディティールアップにピッタリで、もちろんF1モデルに限らずいろんなジャンルで使えます。

 

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そしてタミヤブースにガンタンクが!(そうじゃない)

 

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ファインモールド会場発表は米軍ミサイル2点を1/72スケールで!SM-3は海上自衛隊のイージス艦にも搭載されている兵装ではありますが、やっぱり米軍ものだって印象有ります、ファインモールドにしては珍しいことです。

 

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どちらも格納時/飛翔時の2体セットでスタンド付属。トマホークは自衛隊の「敵基地攻撃能力」論議で最近何かと話題ですがやっぱり米軍ネタですよねー。ファインモールドの米軍ネタなんてディフォルメ兵士や創業直後のフィギュアセット以来じゃあるまいか。これはもしかして…自衛隊も使ったアメリカの戦車とかどうですーみたいなことをそれとなーく聞いてみたんだけどまー明確なお答えが返ってくるはずもなく、お互いニヤニヤ笑うというホビーショーではよくある光景でしたよ。まーナノドレッドを含めれば米軍アイテムもそんなに驚くことでもないかな…

 

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こちらはすでにアナウンス済みの64MAT、73式小型トラックは走行状態にもなります。60式装甲車では試験程度の運用でしたが、これはこれでかっけえ。

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四式自走砲と新規ランナー。完成見本では変速機点検扉が開いてるように、九七式中戦車インテリアパーツも込みで、そこに追加する内容です。シリーズNo.に抜けがあったので当初からささやかれていたものではあり。

 

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プラッツからドラゴンモデル日本軍関係。特四式内火艇デカい!まるで船だな(船だよ)。とはいえ潜水艦に搭載する必要から各部は水密構造、物資輸送の任についても使い勝手は良く無かったろうなあとあらためて。やはり魚雷が求められます。チハはもう期待するしかないじゃない!!

 

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ランスはドラゴン初のM113系列なのでこの先の発展も期待したい。そして「この戦車より俺の方が若いぞ」がついに!しかしいまシリア軍出せる度胸というものは、流石ではあります…

 

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プラッツのガルパンフィギュアは1/35サンダース勢と55mmの塗装済みPVCが発表。後者をどう活用するかはモデラーの力量が問われそうには思います。一見すると首から下は同じように見えますが。バストラインとかちゃんと形式ごとの違いがあります(形式って言うな)

 

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マックスファクトリーのPLAMAX35、IDFタンククルーセット2は軍用犬付き。ガスマスクとコンパチなんだけど「生首」感が強烈…

 

 

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ビーバーコーポレーションは本当にいろんなものがあるので一般日に行かれる方は隅々まで見てください、きっといろんな発見があります。カジカの比叡は金剛に見られたとおりの素晴らしいグレード。霧島も発表されていたので、きっと榛名も大丈夫でしょう。

 

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カジカに注目する人はフライホークにも同様に注目されるべきです。1/72エイブラムスのキャタピラ表現、イギリス海軍軽巡洋艦ペネロピのインジェクションパーツのみでこの内容。作りたいものを作ってるように思えるのは最近の海外メーカーに稀に見られるスタイル。

 

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エアフィックスのウォーラスとか、流行りや市場の動向を見てたら絶対に出てこないアイテムでしょう?

 

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Bもう-25なんかはド定番の領域だって気がする。

 

 

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対してモンモデルの1/48F-35は流行を追うクチですが、ウェポンベイ内部の配線や機体表面の独特なパネルラインなどプラモデルの魅力は彫刻の魅力だという気配がモンモンと伝わってきます。

 

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モンモデル、ワールドウォー2トゥーンズ新作ももうじきです。

 

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なんで1/72のサンダーランドがスペシャルホビーからも出るのだ(錯乱)。でもこの機関銃のディティールみてるとミニスケールAFVもどこかでシンギュラリティを突破できそうな気がしてくるから…

 

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アミュージングホビーからE-100超重戦車2点、最近はミニスケールで無茶な物ばかり乗せられてるE-100戦車にしてはマトモなものが載っています。戦車型は「クルップ砲塔」だそうで。

 

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そんで何の説明パネルも無く無造作にルッチャー軽駆逐戦車が置いてあるのよ怖いよ!ルッチャーいいですよー、ヘッツァーの対抗馬として、ヘッツァーより小さく、ヘッツァーより快速で、ヘッツァーよりダメっぽい戦車だ!!ダメなのか。

 

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ベテランモデルの1/200ロシア艦艇兵装類は精密なレジンモデル。むろん他社キットに組み込むのが前提のものですが、このまま単独で飾って十分楽しめるものですし、なんなら脚とか生やしてもいいと思います。模型って自由だ。

 

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そして時代はポーランド機かもしれない。たぶん時代とか関係ない。チェコの模型ってどんな人たちが担ってるんだろう?当地の事情とか知りたさありますね。

 

一旦ここで上げます。