タミヤ「1/35 WWI イギリス歩兵・小火器セット」

タミヤ「1/35 WWI イギリス歩兵・小火器セット」

2017/03/13

  • 作例・レビュー

イギリス兵01

 

ただいま絶賛セール中、ICMのパーツをタミヤパッケージで発売した第一次世界大戦イギリス兵士と装備品のセットを、実際に組んでみました。

 

 

イギリス兵02

 

歩兵関係のランナー。ICM時代には元々このひと枠で製品として成立していたもの(品番35301)なので、特にアルファベットが設定されることもなく、パーツに通しナンバーが振られています。

 

 

イギリス兵03

 

兵装関連のWランナーは二枠封入されています。こちらは品番35683であったものですね。同一ランナーが2枚セットされているのはオリジナル当初からの構成で、4体のフィギュアと同梱するのはかなりの大盤振る舞い。アクセサリーとしてお手元のパーツBOXに加えておけば、長らく活躍させることが出来そうです。

 

 

イギリス兵04

 

ICMは早くから第一次世界大戦アイテムに力を入れていて、他社に先駆けて1/35スケールでドイツ軍の突撃兵、いわゆるシュツルムトロッペンを発売したときは話題を呼びました。その流れのまま各国の第一次大戦歩兵セットをいくつもリリースしています。特にイギリス兵は今回のキットの大元である35301が大戦後半、1917-18年の装備であるのに対して、もうひとつのアイテム35684では戦争初期の1914年のイギリス兵を製品化しています。短期間で大きく戦場の様相を変貌させた第一次世界大戦の推移を、フィギュアのかたちで判りやすく提示しているわけです。

 

 

 

イギリス兵05

 

装備品のパーツは一部フィギュアのランナーと被る物もあるのですが、リー・エンフィールドNo.1MkIII小銃の照尺部分が別パーツ化されているなどディティールは良好。もともとフィギュアに設定されているパーツを装備品ランナーのそれと交換していくというのがこの製品のスタイルです。という訳で以下組んでいきます。素組みですがディティール確認のためスミ入れを行っています。

 

 

イギリス兵06

 

左手に指揮杖を持ち右手で指さす将校は、ボックスアートではMk.Iヘルメットを被った姿で描かれています。如何にも戦訓を受けての大戦後半スタイル…なのですが、やっぱり制帽の方が絵になるので、ここは制帽のまま行ってみました。ウェブリー回転式拳銃のホルスターは交換。

 

 

イギリス兵07

 

手榴弾を投擲する兵士A、こちらもタミヤのボックスアートでは小銃(ワイヤーカッター装備)を背負っているのですが、実戦に於いては擲弾兵はなるべく軽装でいたようで(なにしろ胸に12個入りのポーチを下げたりしている)、彼についてはライフルはオミット(実際組み立て説明でも背負っていないのです)し、マイルズ手榴弾は装備品ランナーと交換しています。

 

 

イギリス兵08

 

兵士Bには銃剣付きのロスMk.III M1910小銃を持たせています。カナダ製のライフルで、高い命中精度から狙撃銃としても使用されました、と解説に書いてあるのをそのまま流用w そして彼はなぜかスミ入れしたら自立しなくなってしまった…

 

 

イギリス兵09

 

膝をついてる兵士Cには、こちらにワイヤーカッター付きのエンフィールドを持たせています。ボックスアートでは擲弾投射機が付いてましたがまー傍らで投げてるときにランチャーで撃つものなのか、その辺自分自身がよく解っていないものでしてな。小林源文先生の「武器と爆薬 悪夢のメカニズム図鑑」では第一次世界大戦当時の「手榴弾戦」が詳しく解説されていますので、その辺の考証・リアリティを増すためにはマスト。いまちょっと品切れですけれど(汗)

 

 

イギリス兵10

 

装備品の中からルイス機関銃とツルハシを組んでみました。組み立てが必要なのはこの2種だけで、あとはワンパーツ構成です。全体の内容については以下の画像をご参照ください。

 

 

イギリス兵15

 

イギリス軍の歩兵装備は両大戦でそれほど変化はないのですけれど、毒ガス警報器などはWW1らしさを現わす小道具としてよいかも知れません。斧とシャベルはずいぶんゴツくて、これもちょっと面白いところか。

 

 

イギリス兵11

しかし4人並べてみるとてんでバラバラでなかなかまとまりがつきません。ボックスサイドのイラストでは中佐の袖章が描かれてるんだけれど、この将校中佐なんだろうか?中佐が前線で突撃を指揮するものなんだろうか???

 

 

イギリス兵13

「まー1917年はだいたいこんな感じでナ」などと解説するのがいいかも知れん…

 

 

イギリス兵16

 

ちなみに、ICMのオリジナルボックスアートではなぜか後ろに向けて手榴弾を投げている。将校の指揮能力が問われる。

 

 

img1489326385636

 

なんとなく前に作ったマスターボックスの菱形戦車を配置してなんとなく集中線を重ねてみた。「強いられ戦隊」というワードが頭をよぎったがたぶん気のせいだ。

 

第一次世界大戦物についてはやっぱりまだまだ日本国内で認知が低いように思います。海外では映画作品などで接する機会もありますのに、なかなか日本までは入ってきません。イギリス歩兵の映画と言えば「ザ・トレンチ」ですが、あれももう何年前だろうなあ…

今回タミヤの1/35 WWI イギリス歩兵・小火器セット、税込み399円と第一次大戦並みの 大 出 血 サービス価格でご提供いたします。これを機会に泥と沼と穴とガスの世界に、さあどっぷり浸って…